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■ REAL(リアル) ■
 レアなインポートデニムが揃うカジュアルセレクトショップ


〒662−0084
兵庫県西宮市樋の池町2−15 1F
(苦楽園口通り沿い)
TEL 0798-73-1212
http://real.kurakuen.jp/
定休日  なし
営業時間 11:00 - 20:00




山田英治店長
オープンまでの経緯


大学時代、三宮ビブレのアパレルショップでバイト
卒業後、某ジーンズメーカーに就職
その後某アパレル小売店に転職、4年半勤務
2004年1月末アパレル小売店退社
2004年2月中旬から物件探し開始
2004年4月末オープン 



  街中のあくせくした、売上に追い立てられるような商売はイヤだったんです。
   郊外でじっくりと売っていきたいなあ、という想いがありました。



 開業のきっかけは?

もともと実家が商売をしているんですよ。

僕、弟がいるんですが、その弟が病気で倒れてあまり無理ができない体になってしまったんです。

今、弟は実家を手伝っているんですが、両親も高齢になってきて、店を閉めるということになった時、僕が商売をしていたら、その弟とも一緒にやっていけるなあ、と思って。

直接のきっかけといえばそれがきっかけです。

でも、ただそれだけの理由ではなくて、とにかく昔から「モノが売れていく瞬間が好き」だったんです。

学生時代ショップでバイトしてましたし、メーカーに一度就職したのですが、やっぱり小売の現場が好きで、結局アパレル小売店に再就職しました。

それで、独立するならファッション関係の小売店と決めていました。



 苦楽園を出店場所に決めたのは?

街中のあくせくした、売上に追い立てられるような商売はイヤだったんです。

まあ、予算的にも街中に出店するほど余裕はなかったんですけどね(笑)

郊外でじっくりと売っていきたいなあ、という想いがありました。


ただ、郊外と一言でいってもいろいろあるわけで。

僕が売りたいゾーンのプライスを考えた時、それを「コレ高っ。」って言われるとキビシイ。

お金に余裕のない方に、無理に買わせるようなことは絶対したくないですから。

その点、苦楽園はある程度洋服にお金を掛けられる層がいらっしゃる地域なんです。

ですから、出店場所は苦楽園のみに絞り、苦楽園以外は探していません。



 物件はどのように探しましたか?

苦楽園のみで探していましたが、それがなかなか見つからなくて‥・。

裏通りとか2階とか3階なら空いているのですが、妥協はしたくなかったですから。

いろいろ歩きまわった末、「今日もなかったなぁ。。」と、肩を落としていたところ、たまたま入った不動産屋で、この物件の情報を入手できたんです。

実際現地を見てみると、苦楽園のメイン通りに面した1階で、まさに僕の理想通り。

即、押さえました。


ここは元々ウナギ屋だったんですが、実は家賃の件で大家さんともめている最中で、おそらく近々退去するだろうという物件だったんです。

だからその情報はまだどこにも出てなくて、それを事前に入手できたんです。

今思えばとてもラッキーでした。



 内装業者はどのように探しましたか?

内装業者は以前からめぼしい業者を押さえていました。

内装といっても、特に最初は凝ったことはぜず、素朴でナチュラルな感じにしよう、それで後からお客さまがついてきてからいろいろと工夫すればいいや、と思っていました。

最初に気をつけたことといえば、誰でも入りやすいように、とにかく間口を広くするということですね。

店の前を通った人が、気楽に入れる店づくりを目指しました。



 仕入開拓はどのようにされましたか?

最初は、前の会社で開拓してきたメーカーと取引したりしてたんです。

でも、バッティングの問題とかいろいろ出てきて。

それで、結局一から開拓し直しました。

今は、当初のメーカーはほとんどありません。


インターネットや雑誌で調べたり、先輩にいいブランドを教えてもらってホームページをチェックしたりして探しています。

取引したいと思ったら、連絡先を調べて直接電話します。

バッティングさえなければ、商談には応じてくれますよ。

メーカーは大体この1年くらいで固まってきました。

熱心に営業してくれたり、まめに情報をくれたり、お店の将来に期待してくれたりすると、こちらも頑張ってそのメーカーと取り組もうと思いますよね。



 開業予算は?

やはり1,000万円くらいは必要だと思います。

うちはありがたいことに嫁がかなり貯めていてくれまして(笑)

結局、借り入れはゼロでスタートしました。



 開業で一番苦労したことは?

まずはお客さまが来なかったことが一番苦労しました。

元々の顧客って持っていなかったし、僕は京都出身で地元の知り合いも少ない。

最初はホントきつかったですよ。


僕は小売の経験はあったけど、都心のファッションビルに入っているような店舗ばかりで、郊外の、ましてや路面店での経験は、今回が始めてなんです。

だから、オープンすればお客さまは来る、これくらいは売れるだろう、なんて思っていたんですが、都心と郊外の路面とでは違うんですよね。

頭ではわかっていても、実際に体験すると「こんなんで大丈夫かなぁ。」と不安になりました。



 オープン告知は?

特に何もしていないです。

嫁が近くの出身なので、嫁の知り合いに100枚程度手作りのチラシを配ったくらいです。

最初はその方達が応援して来てくれていました。



 軌道に乗り出したのは?

今はメンズとレディースが半々くらいなのですが、オープン当初はメンズのみでスタートしたんです。

レディースショップはたくさんあるし、自分の中にメンズをやりたい!という意地みたいなのがあって。

でも、メンズのみのスタートは無謀でしたね(笑)。


やはりレディースは必要だとわかって、レディースを置き出したんです。

特に、「ローズバット」と言う老舗のインポートブランドがあるんですが、そこはめったに口座を開いてくれないのですが、そこと取引をできることになって、レディースですごく応援してくれたんです。


このことをきっかけに、お客さまが徐々に増え出しました。

ありがたいことに口コミなどで広がっていったようです。



 店名をREAL(リアル)としたのは?

とにかく簡単でわかりやすい店名を考えました。

誰でも読める、短くて簡単な英語ということで【REAL】にしました。



  ありがとうございました!
  最後に、これから開業したい人へのアドバイスをお願いします。


「最初はがまん!」の一言です。

まずは、お客さまが喜んでもらえることを最優先して、自分は薄利でなんとか食べていける程度でがまんする。

でも薄利といっても、割引をするとかいう意味ではないですよ。

安物や交渉可能のイメージがついてしまったらダメですから。

守るべきルールはきちんと守って、それで、なおかつ、お客さまのことを最優先で考える、ということですね。

そうすれば必ずお客さまはつくと思います!



 【取材を終えて】

  まず感じたのは、「気軽に入りやすそうなお店だな〜。」ということ。
  加えて、とっても明るく気さくな山田店長のお人柄。
  高級インポートデニムを扱っているのに、敷居の高さは全く感じさせません。
  そこが、開業以来着実にファンを増やし続けている要因ではないでしょうか。
  一度行くと、なんだかまた遊びに行きたくなるような、そんな魅力にあふれたお店です。
  顧客の中には、あの阪神球団の選手も多くいらっしゃるとか。
  苦楽園界隈でジーンズと言えば【REAL】。評判はますます広がりそうですね。
  お近くの方は、ぜひお立ち寄り下さい!



 ●メインディスプレー

 メンズ、レディースともインポートデニムを軸とした
 カジュアルスタイルが揃っている
















 コンクリート打ち放しの天井がラフな雰囲気を演出。
 全面ウインドーで広く明るい店内。













 ジーンズメーカー出身の店長だから、
 ジーンズを見る目は確か。
 裾上げも店長自ら行っている。













取材:2005.8.2(火)
撮影:2005.9.9(金)


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